バッグインバッグのサイズ感

お客様からいただくメッセージを読んでいて感じることですが。

トートバッグやショルダーバッグに比べて、バッグインバッグに関しては、あらかじめ入れる物が決まった状態でご購入される方が多いようです。

過去に3回ほど「思ったより小さく、入れる予定だった物が入らなかった」というようなメッセージをいただいたことがあります。

何よりお客様が一番残念な思いをされていたと思いますが、作り手としても大変心苦しい結果です。

そこで今日はバッグインバッグ、特に(薄型)をご購入される前に意識していただきたいことを書きますね。

バッグインバッグ(薄型)は、タテ約18㎝×ヨコ約26㎝です。

このサイズは、バッグを平置きにして外側で測っています。

そのためバッグ内部は縫い代や布そのものの厚みにより、外寸よりも約1~2㎝小さくなります。

タテ、ヨコはA5サイズの手帳(厚みが約1㎝くらい)がすっぽり収まる感じになっています。

ここで注意していただきたいのが、物の厚み。

例えば入れる予定の物の厚みが5㎝もあれば、マチがないデザインのため、その分厚みにもっていかれてしまうので入らなくなってしまいます。

 

また、このバッグタイプにはオプションで開閉部分にマグネットボタンを追加することが可能です。

上部約1.5くらいの位置にボタンが付くことになりますので、そうなるとタテの収納サイズはより小さくなります。

サイズ的にはOKなA5サイズの手帳も、マグネットボタンの開閉はできなくなります。

 

丈夫な布を使用しておりますが、バッグサイズに対して物をパンパンに詰め込んだり、ギリギリのサイズ感で使用すると破損の原因にもなります。

長くお使いいただくために、また物の出し入れをスムーズにするためにも、余裕を持ってサイズ選びをし、適度な物の量でご利用される方がいいと思います。

 

参考までに、私自身が普段バッグインバッグ(薄型)に入れて持ち歩いている物を記載しておきますね。

 

バッグインバッグ本体:長財布、ハンカチ、マスク、薬、メモ帳、文庫本、ハンドクリーム

内ポケット:鍵

外ポケット:ポケットティシュ、ペン

 

 これだけの小物が簡単に整理でき、また様々なバッグを使うたびにバッグインバッグごと移動できるのでとても便利です。